こころのキズの治し方

夢中になっていた相手から振られるのは本当につらいものです。 オトナの恋愛塾の読者のみなさんはそれなりに経験されていると思います。

誰の言葉だったかは失念しましたが、

「見捨てられた怒り」

などと表現していました。なるほど、深いですね。

しかし、オトナになってから10代の頃の失恋を思い出しても、すてきな体験だった、 と思うことはあっても、つらさは感じないのではないでしょうか。

失恋の痛手はゆっくりと時間をかけていくうちに、いくつかの化学物質のはたらきで 整理されていきます。








恋愛の余韻

恋愛感情の源は、自分自身で「惚れ薬」ともいうべき化学物質の量を増減させることで起こります。

失恋しそうになると、本能的に取り戻そうとあがくのでしょうか、「惚れ薬」であるドーパミンと ノルエピネフリンが脳内で増加します。
前号に参考記事あり

相手がもう冷めた、と分かっているのに二人の関係を修復しようとあがいた経験はだれでも一度や二度は あるのではないでしょうか。ストーカーになってしまう人がいるのはこの状態の時なのでしょう。







ところがしばらく時が流れると、それまで愛していた相手を憎んでしまうことも少なくありません。

これは見込みのない相手を追いかけるのではなく、新しい相手を探すために、過去の未練を 怒りの力をもって断ち切ろうとしているのでしょう。

この気持ちの抑揚のあとには、「深い絶望感」をともなう悲しみ、いや、あきらめがやってきます。








恋い破れて

相手を再度振り向かせることが出来なかった。この結果は絶望感と言うカタチで襲ってきます。

なにも手につかず無気力な状態。惚れ薬であるドーパミンは一気に減少してしまいます。

この無気力な状態には意味があるのでしょうか。

無気力状態になると、やる気が起きず、仕事も遊びも中途半端、おろそかになる。

あまりエネルギーを使わず温存している状態ということです。

次の相手を振り向かせるときには、大きなエネルギーが必要です。失恋で落ち込む期間は 次の恋愛のための充電期間といえるのではないでしょうか。








人間は男も女も意識の外では子孫繁栄を望んでいます。

この本能が異性と付き合いたい、恋愛したいという感情の本質です。

どなたかの歌にありましたが「分かれても好きな人」をほんの少しだけ味わったあとは、 「さっさと次の人」をと考えられるようになっているんでしょうね。

若いころの失恋が、いつのまにかほろ苦い思い出となっていくのは自然なことなのです。











次号では「女性は気がつかない女性の魅力」について考察します。

おたのしみに!



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